4.海外交流に参加して
徳島県 山田信夫
待望、念願の全日本グランドソフトボール連盟による海外交流、全国から四十九名の参加者であるが、個々色々な心境・決意・熱意で参加したと思う。
私も家人と参加(ホワイトチーム監督として)したが、不安と期待と入り混じった気持ちで関空へ着いたのだが、不安はいっぺんに吹き飛びました。参加者に会って驚いた、この熱いやる気満々の雰囲気は凄かった。心はもはやアメリカ ケンタッキールイビル市へ飛んでいました。
試合前日、選手と(事前にチーム分け)ともに作戦会議?、初めて会う選手もいて、出身地・野球経験・ポジション等を聞き、若手中心に頑張ってもらうことを了解してもらい、皆でグランドソフトボールをアピールするため努力することを誓い合った。
試合結果はともかく、両チーム・選手全員・自分の持っている力を充分発揮し、多少練習不足はあったが、私の掲げる「明るく楽しいグランドソフトボール」ができたと思う。試合後、選手皆んなが、達成感・アメリカでプレイをしたという感激・充実感に浸った。これは現地でプレイをした者でなければわからない気持ちだ。
このような素晴らしい海外交流の計画を実行して機会を与えてくれた、全日本グランドソフトボール連盟の会長・役員の皆様方にお礼を申し上げます。そして同行いただいた、ふれ愛ぴっく大阪クラブ・各地から参加された審判員の皆様方、本当にありがとうございました。我々選手をサポートしていただきまして、おかげでプレイだけに専念することができました。
前日には打ち合わせ、当日にはグラウンドの設営は勿論、セレモニー、観客に解るようにルール説明(希望者にはボールを打ってもらったり)、試合、エキジビションマッチの審判、最後のグラウンド整備までしていただき、大変お世話になりました。我々が多々見習うところがありました。ありがとうございました。
また現地の人との交流も楽しかったし、アメリカの視覚障害者のスポーツ事情もわかりよい体験ができました。選手・役員・審判団・ボランティア・添乗員さん、参加者全員と仲良くなれたことが今回の収穫であったと思う。
今回参加できなかった選手の皆さん、次回は参加してください。人生?グラソフ?に何か変化が‥‥‥。 最後になりましたが、この海外交流にご理解・ご支援・ご協力くださいました皆様方に厚く御礼申し上げます。
5.海外交流に参加して
徳島県 山田敏子
昨年はじめ、主人が野球でアメリカへ行くと言い出し、私にも「一緒に行こう」ということでした。九日間も仕事を休み、娘を一人留守番に置いて行くこと、費用も二人分だと大変な金額です。とっても無理だと思っていましたが、店のお客様とか家族皆んなが、「こんな機会は中々ないのに」と言ってくれ、思い切って行くことに決めました。不安は沢山ありました。「食事は口に合うだろうか。言葉がわからない」などなど‥‥‥。
でも、行ってみると何の心配もありませんでした。総勢四十九名、和気あいあいでとても楽しい旅でした。アメリカの盲学校での交流、アメリカの地でのグランドソフトボールの試合をした選手の皆様‥‥‥、今思えば夢のような気持ちですね。本当に参加してよかったと思います。皆さんと海外交流に参加できるように仕事に励み、また行きたいです。
最後になりましたが、全日本グランドソフトボール連盟会長・役員・選手・ふれ愛ぴっく大阪クラブの審判員・ボランティア・添乗員の皆様お世話になりありがとうございました。
6.グランドソフトボールが国際的なスポーツとして確立、発展を!
今回、初の海外交流が実施された事は、海外における視覚障害者のスポーツ事情を知るだけで無く、今後のグランドソフトボールの存続及び発展という意味において、非常に有意義な事であったと思う。
グランドソフトボールが考案され70年余り、現在まで日本独自で行われてきた。しかしスポーツや文化その他様々な方面において国際交流が必須である現代社会の中で、これまでそう言った状況であったという事が、グランドソフトボールが発展して行く上で、大きな妨げの原因の一つとなっていたのではないだろうか。
現に、グランドソフトボールよりも歴史の浅いブラインドサッカーやゴールボールなど、他のスポーツでは既に世界大会が行われているにも関わらず、学生レベルでの大会の廃止など、グランドソフトボールを取り巻く状況は、決して良いとは言えないのが現実である。
医療技術の発達による視覚障害者の減少というのもあるだろう。しかし、グランドソフトボールそのものの発展という意味においては、国際的にルールが統一化されているブラインドサッカーやゴールボールなどと比較して、ルールに曖昧な部分があったり、その上複雑であるが故に、未だ完全に統一化され切っていないと言うのが最大の原因なのではないだろうか。確かにルールを統一化するといっても、そこに至るには様々な課題も出て来るだろう。しかし今回の試みが大きな一歩になったと言うのは確かだと思う。
今回の海外交流派遣をきっかけに、ルールの曖昧な部分の見直しや国際的なルールの確立と統一化、競技人口拡大の為のルール改正などが成され、グランドソフトボールが国際的なスポーツとして確立、発展して行く事を期待したい。
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