海外交流団に参加して
《 参加者感想文 》

(敬称略)
前田則浩村上芳継前田江津子山田信夫山田敏子
杉本範雄 小松 稔松野宏信兵後正剛飯塚史郎井上志保
井上真也杉村重幸加藤善彦岡本泰宜森田吉彦大橋 博


2006.7 アメリカケンタッキー州
スポーツ交流ツアーに参加して

熊本県  前田則浩
  今回の企画では、私は、副実行委員長という大役を受けながら、遠方という理由で何もお手伝いできなかったことが心残りでたまりません。深く反省しております。

  さて、この企画が持ち上がり約一年、会長をはじめこの企画に携わられました方々に感謝と感動を覚えます。

  アメリカでの交流は、ルイビルの皆様のご理解とご協力のお蔭をもちまして、すばらしい交流になったと思っています。それと、一番の目的「グランドソフトボールを広める」ということは、選手一人一人が、自分の実力を発揮、すばらしい試合をルイビルの皆様の前で、ご披露できたことは良かったと思います。これで連盟の夢の第一歩が踏み出せたと感じました。

ベンチ前で整列   反省としては、役員と参加者との連絡があまりうまくいっていなかったように思いました。それと、セレモニーなどは、全員でのミーティングが必要ではなかったかと思いました。

  最後に、連盟の合言葉「世界に翔たけグランドソフトボール」の第一歩は踏み出せたのでこれを実にして、世界に広めるため、役員・選手で頑張っていきましょう。私は、そのお手伝いをさせていただくつもりです。皆さん、頑張りましょう!!


全日本グランドソフトボール連盟
アメリカ ケンタッキー州スポーツ交流ツアーに参加して
熊本県 村上芳継
  初めに、この交流ツアーを発案企画されました、全日本グランドソフトボール連盟の役員の皆様、及び関係各位の皆様へ、深い敬意と感謝を申しあげます。また、現地ケンタッキーにおいて深いご理解とご協力をいただいた皆様にも感謝申し上げます。

  私達、視覚障害者のスポーツであるグランドソフトボールを遥かアメリカケンタッキー州でできるなど思ってもいませんでした。その上、ケンタッキーで点字の歴史、点字製本過程、及び視覚障害者の他のスポーツ、盲学校の様子、ケンタッキーの文化など、いろんな事を垣間見る事ができ、本当に充実したツアーだったのではないでしょうか。

  これからも、日本のスポーツであるグランドソフトボールが、世界の視覚障害者のスポーツとして普及、やがてはパラリンピックの種目になる事を願ってやみません。


2006.7 アメリカ ケンタッキー州
スポーツ交流ツアーに参加して
熊本県 前田江津子
  ケンタッキースポーツ交流ツアーの為、ご準備、ご進行いただきました旅行会社はじめ関係各位の皆様方にお礼を申し上げますとともに、総務の一員でありながら、あまりお力添えできなかったことを、お詫び申し上げます。

  連盟の総会や全日本選手権大会で集まったとき、ホテルの狭い部屋の一室で役員の皆様方が深夜まで、「グランドソフトボールを海外へ」と、熱く語り合っていらっしゃってたことが、ケンタッキー州ルイビルにて実現され、一緒に体験できたことがとてもうれしかったです。また地元の皆様方に温かく歓迎され、お世話頂いたことに感動いたしました。

  グランドソフトボールを、これまで以上の皆様に知っていただき、パラリンピックの正式種目に取り上げられるように頑張りましょう。私も、微力ながらお手伝いさせていただきたいと思っております。


海外交流に参加して
徳島県 山田信夫
  待望、念願の全日本グランドソフトボール連盟による海外交流、全国から四十九名の参加者であるが、個々色々な心境・決意・熱意で参加したと思う。

  私も家人と参加(ホワイトチーム監督として)したが、不安と期待と入り混じった気持ちで関空へ着いたのだが、不安はいっぺんに吹き飛びました。参加者に会って驚いた、この熱いやる気満々の雰囲気は凄かった。心はもはやアメリカケンタッキールイビル市へ飛んでいました。

  試合前日、選手と(事前にチーム分け)ともに作戦会議?、初めて会う選手もいて、出身地・野球経験・ポジション等を聞き、若手中心に頑張ってもらうことを了解してもらい、皆でグランドソフトボールをアピールするため、努力することを誓い合った。
ホワイトチーム集合
  試合結果はともかく、両チーム・選手全員・自分の持っている力を充分発揮し、多少練習不足はあったが、私の掲げる「明るく楽しいグランドソフトボール」ができたと思う。試合後、選手皆んなが、達成感・アメリカでプレーをしたという感激・充実感に浸った。これは現地でプレーをした者でなければわからない気持ちだ。

  このような素晴らしい海外交流の計画を実行して機会を与えてくれた、全日本グランドソフトボール連盟の会長・役員の皆様方にお礼を申し上げます。そして同行いただいた、ふれ愛ぴっく大阪クラブ・各地から参加された審判員の皆様方、本当にありがとうございました。我々選手をサポートしていただきまして、おかげでプレーだけに専念することができました。

  前日には打ち合わせ、当日にはグラウンドの設営は勿論、セレモニー、観客に解るようにルール説明(希望者にはボールを打ってもらったり)、試合、エキジビションマッチの審判、最後のグラウンド整備までしていただき、大変お世話になりました。我々が多々見習うところがありました。ありがとうございました。

  また現地の人との交流も楽しかったし、アメリカの視覚障害者のスポーツ事情もわかりよい体験ができました。選手・役員・審判団・ボランティア・添乗員さん、参加者全員と仲良くなれたことが今回の収穫であったと思う。

  今回参加できなかった選手の皆さん、次回は参加してください。人生?グラソフ?に何か変化が‥‥‥。

  最後になりましたが、この海外交流にご理解・ご支援・ご協力くださいました皆様方に厚く御礼申し上げます。


海外交流に参加して
徳島県 山田敏子
  昨年はじめ、主人が野球でアメリカへ行くと言い出し、私にも「一緒に行こう」ということでした。九日間も仕事を休み、娘を一人留守番に置いて行くこと、費用も二人分だと大変な金額です。

  とっても無理だと思っていましたが、店のお客様とか家族皆んなが、「こんな機会は中々ないのに」と言ってくれ、思い切って行くことに決めました。不安は沢山ありました。「食事は口に合うだろうか。言葉がわからない」などなど‥‥‥。

選手紹介  でも、行ってみると何の心配もありませんでした。総勢四十九名、和気あいあいでとても楽しい旅でした。アメリカの盲学校での交流、アメリカの地でのグランドソフトボールの試合をした選手の皆様‥‥‥、今思えば夢のような気持ちですね。本当に参加してよかったと思います。皆さんと海外交流に参加できるように仕事に励み、また行きたいです。

  最後になりましたが、全日本グランドソフトボール連盟会長・役員・選手・ふれ愛ぴっく大阪クラブの審判員・ボランティア・添乗員の皆様お世話になりありがとうございました。


グランドソフトボールが国際的なスポーツとして確立、発展を!
  今回、初の海外交流が実施された事は、海外における視覚障害者のスポーツ事情を知るだけで無く、今後のグランドソフトボールの存続及び発展という意味において、非常に有意義な事であったと思う。

  グランドソフトボールが考案され70年余り、現在まで日本独自で行われてきた。しかし、スポーツや文化その他様々な方面において国際交流が必須である現代社会の中で、これまでそう言った状況であったという事が、グランドソフトボールが発展して行く上で、大きな妨げの原因の一つとなっていたのではないだろうか。

  現に、グランドソフトボールよりも歴史の浅いブラインドサッカーやゴールボールなど、他のスポーツでは既に世界大会が行われているにも関わらず、学生レベルでの大会の廃止など、グランドソフトボールを取り巻く状況は、決して良いとは言えないのが現実である。

  医療技術の発達による視覚障害者の減少というのもあるだろう。しかし、グランドソフトボールそのものの発展という意味においては、国際的にルールが統一化されているブラインドサッカーやゴールボールなどと比較して、ルールに曖昧な部分があったり、その上複雑であるが故に、未だ完全に統一化され切っていないと言うのが最大の原因なのではないだろうか。確かに、ルールを統一化するといっても、そこに至るには様々な課題も出て来るだろう。しかし、今回の試みが大きな一歩になったと言うのは確かだと思う。

  今回の海外交流派遣をきっかけに、ルールの曖昧な部分の見直しや、国際的なルールの確立と統一化、競技人口拡大の為のルール改正などが成され、グランドソフトボールが国際的なスポーツとして確立、発展して行く事を期待したい。


全日本グランドソフトボール連盟
海外スポーツ交流ツアーに参加して
東京都三宅島在住  杉本範雄
  私にとって、久し振りのアメリカ旅行でした。今までは、西部を中心に主にドライブを楽しんできていました。今回、アメリカ本土での団体ツアーへの参加は初めてでした。まして、東部に近い南部地方のルイビルという都市、その存在すら知り得なかったところでした。さらに、4泊6日の日程で30数万円という料金は、正直高いと思いました。(いつも格安旅行しか行ってないもので)

  訪れたルイビルは、私にとってアメリカそのものでした。料理は最初から期待していませんでしたが、インデアナ州のステーキハウスは、「これがアメリカンステーキだ」と主張していましたし感激しました。帰国して、ルイビル・スラッガーの工場見学をしたことを同僚に話したところ、うらやましがられました。

  今回のツアーで感じたことは、料金は総合的に評価すると、充実感を満たしてくれたおかげで、適正いや割安感さえ感じました。そして、50人近くの参加者をやさしく受け入れてくれた地元の方々、お手伝いをしてくれた方に支えられながら、無事日本に帰ることができました。 さらに、無事に日本まで送り届けるまで、添乗員の方々の並々ならぬ奮闘振りや気使い、目を真っ赤にして、寝不足なのに頑張ってくれた堀さんには感謝します。

  そして、事務局の御努力に敬意と感謝で一杯です。今後もこのような企画があれば、是非参加したいと思っております。


一歩前へ
小松 稔
  私にとって、今回のアメリカ訪問団への参加は、大変有意義なものでした。初めての海外、それどころか初めての飛行機の私には、見る物・触れるもの全てが新鮮でした。

  全国から集まった、グラソフに熱い情熱を注いでいる多くの仲間と、「世界へ翔たくグラソフ」という大きな夢にむけての第一歩!小さくとも着実な一歩を一緒に踏み出せたことは感動!感動!です。

  また、記念すべきアメリカでのデモンストレーションゲームのオープニングピッチャーとしてマウンドに立たせてもらい感激!感激!これからも人の心を動かせる!!


hot、hot ケンタッキー州ルイビル
松野宏信
  熱い(暑い)、グランドソフトボール、hot、hot ケンタッキー州ルイビル市、すばらしく楽しい海外交流に参加でき良い思い出ができました。

  ベラミンカレッジのグランドでのデモストレーション、緊迫した試合、観客に与えた感動は幾ばくものだったでしょうか? その様な中、選手の皆さんと一緒にグランドに立てたことは筆舌に尽くせません、一生の思い出に残るでしょう。

  この交流団を支えて下さった皆様に感謝すると共に、これで終わるではなく、2回、3回と続行して頂くことを祈念して私の感想とさせていただきます。


「世界を翔けよグラソフ球児」
日の丸を背負ったもう一つの野球
グランドソフトボール海外交流団選手
兵後正剛(三重県 背番号33)
  照りつける真夏の太陽、緑の芝草、赤茶けた土の香り、チームロゴが描かれたベンチ、スチール製の簡易観客席・・・まさにAmericanフィールドオブドリームズの世界にいる。

  そして、一緒にプレーした経験のない新鮮なチームメイト達の緊張した面持ち、いつもと違う観客の歓声と拍手が、全国大会でも感じることのできぬ不思議な感覚を生みだす。長年の定位置である1番センターに立っていても、JAPANに日の丸のユニホームがグラソフ伝道という重要任務を呼び起こし、開拓者の一員という誇りに背筋が伸びる。
現地の方々と
  さて、我々選抜チームの選手一同は、今回の事業で許された枠組みの中でその役割を自覚し、個々の実力を十分に発揮したと思う。だからこそ、常日頃はライバルである選手同士が寝食を共にして、夢を熱く語り合えたこと、ベースボールの本場アメリカで、日本国産の盲人野球を披露できたことだけでも、競技人生における大きな土産となったはずである。

  最後に、スターティングメンバーとして、必ずや2回戦進出につなげるよう、一球入魂の誓いを込めて、役員・スタッフ・交流団の仲間・米国の友人達・支援者各位に深謝いたします!!


アメリカ遠征に参加して
飯塚史郎(東京)
  今回のアメリカ遠征は、グラソフのデモンストレーション・交流・観光・夜の飲み会と内容も盛り沢山で、非常に楽しい時を過ごせ本当に参加して良かった。特に良かったのは、アメリカでは行われていないグラソフを実際に見て経験をしてもらったことだ。

  日本でもそうだが、グラソフはまだまだ認知度が低い。ましてアメリカは全くのゼロだ。そんな中、あの暑い炎天下に、たくさんの方が観覧に来てくれ、さらには長時間並んで実際に体験をしてもらえた。ボールを打つことが出来、観覧席に戻って「good job!」と喜び、ハイタッチをしているのを見て、「来て良かった」と心から思った。

  実際にプレーする視覚障害者との交流が出来なかったことや、参加者の考え方に微妙にずれがあったり、コショウ辛い中華が出たり(笑)と問題点もあったが、実際にアメリカに行ったということに大きな意味があると思う。しかし、これは畑の石を拾い始めたといったところで、花が咲き、実がなるのはまだまだこれからだ。

  「継続は力なり」というように、この遠征も続けることで花が咲くと思う。是非、来年以降もこの活動を続けてほしい。最後に準備を含め運営に関わられたみなさんに感謝申し上げます。


乗り込んで行こう 駆け出す運命へ
握り締めてきた夢だけがその瞬間に輝く
兵庫県 井上志保
    乗り込んで行こう駆け出す運命へ
    握り締めてきた夢だけがその瞬間に輝く

  これは私の好きな曲の一節。なんだか出かける前からピッタリだと思っていた。私はグランドソフトボールを始めてまだ一年もならない。今回の交流団派遣選手の中でも未経験者を除けば、一番ひよこ選手だっただろう。この状態で国境を越えアメリカへ行き、知らない人たちに伝えるというのは、どうした大役かと、普段はあまり考えこまない私も躊躇してしまったのが正直だった。
バッティング
  だけど、実際アメリカにわたって選手全員がJAPANのユニホームを着て、それぞれのチームに分かれて試合をする。その中で何時もやっていることがどれだけ楽しく、そして奥深いものなのかを私自身再認識できた。現地の方たちが初めて目にしたグランドソフトボールをどれだけ感じてもらったかわからないけど、そのほんのちょっとでも感じたことを誰かに話してもらえたら、より興味を持ってもらえたら……と考えればワクワクする話だ。

  この初めての海外交流に参加できてよかったと、次の機会も是非参加したいと本当にそう思う。そしてその時には私自身、今よりもっとルールや技を身につけていたい。

  今回の交流をきっかけに知り合えた選手の皆さん、審判員・役員の皆さん本当にお世話になりました。重ねて、企画から運営まで全てに係わった皆さんに感謝の気持ちで一杯です。お疲れ様でした。ありがとうございました。

  さあ! 一緒に乗り込み前進しはじめた船、私も一生懸命漕いで行きます。どうか宜しくお願いします。


初めての飛行機、初めての海外、そして初めての交流団
兵庫県 井上真也
  初めての飛行機、初めての海外、そして初めての交流団。私にとって何もかも初めてのことばかりで、それらの貴重な経験は、私のこれからの人生において、かけがえのないものになりました。

  今回の交流団メンバーは、歴史に名を刻んだといっても過言ではないと思います。そして参加したくとも出来なかった方々、これから続くであろう第二回、第三回と是非参加してみてください。本当に人生が、考え方がまったく変わると思います。

  私は改めて、前のチームを辞めて本当に良かったと思いました。自分たちで今のチームを立ち上げてから、沢山の新しい出会いがありました。前のチームのままでは、絶対に知りえない方々と出会い、そうした出会いは、私の宝物になりました。これからの人生で、この経験や出会いを活かすことが出来るよう頑張ってゆきたいと思います。

  今回参加するにあたって、仕事を辞めてこられた方、夫婦で喧嘩をしてこられた方、お金がないけど借金をしてこられた方、色々な方がいましたが、みんな自分の成長のため、そして、グラソフ発展のために何かをしたいと思い参加されていました。

  私たちと同じ、若い世代のグラソフ関係者の皆さん、是非、十年後、二十年後を見据えてグラソフの発展に力を注いで見ませんか。ほんの少しの意見を出すだけでも良いと思います。皆で協力して行けば、グラソフは更なる飛躍を遂げると思います。

  このような素晴らしいことを継続的にできるように、そして、ゆくゆくはパラリンピックまで発展できますように……。私は、今回の交流団に参加できたことを誇りに思い、これからも微力でありますが、グラソフ発展に尽力できたらと思います。


打ち走り捕る姿にただただ感動!
東京 杉村重幸
  グランドソフトボールとの出会ったのは、昨年4月30日の埼玉県ルール(審判)研修会です。全盲・弱視の選手がボールを打ち走り捕る姿にただただ感動!

  その日、海外交流団のチラシを見て、野球も知らない私でもボランティアとして何か協力したいとの思いで参加しました。知り合いは東京の選手二人だけで不安な気持ちでしたが、皆さんとても明るく接していただいたので嬉しかったです。

夜の街散策   スラッガー博物館での大リーガーのバット製作過程を見学し職人の技を感じました。世界一のアメリカ点字出版所も素晴らしかったです。ベラミン大学でのグランドソフトボール紹介は暑い日差しの中、見学・参加してくださったアメリカの方々に感謝! 感謝!

  今回の海外交流団で49名の素晴らしい方々との出会えたことに感謝したいと思います。


「いったいどうなるにゃロウ?!」
滋賀県 加藤善彦
  「いったいどうなるにゃロウ?!」と不安と期待を胸に、私たち一行は十二時間の長いフライトで幕が開けた。デトロイトからルイビルに入り「本当にアメリカまでやってきたんだなぁ」と胸が一杯になった。

  いよいよ本場アメリカでのグランドソフトボールが上陸する瞬間、私は非常に緊張し武者震いを覚えた。オープンセレモニー・エキジビションマッチ、どれも観客に感動を与えたに間違いないだろう。また、交流試合で初打席初ホームランという快挙を成し遂げた竹内さん、アテネ五輪にアメリカ代表で女子ソフトボール選手として参加された選手が積極的に参加いただき、楽しい時間がおくれ、これで日本から来た甲斐があったと胸をなでおろした。

  これまでお世話いただいた役員・関係者・ルイビル市の方々・ツーリストの方々、それと日本から応援をしていただいた方々に、この場をお借りして厚く御礼申し上げるとともに、今後もグランドソフトボールをよろしくお願いいたしまして幕を下ろします。


2006.7海外交流団に参加して
大阪府 岡本泰宜
  わが国発祥の視覚障害者のためのスポーツ、そして面白く競技性の高いグランドソフトボールを世界へ広めるために少しでもお役に立てれば、という思いで参加させていただきました。

  その目的からすると、交流にさかれた時間が多く、少し残念な気もします。しかし、盲学校のアランさんや関係者の皆さん、グランドソフトを見に来てくれ、体験してくれた皆さんとの交流が、確かに海外普及の第一歩になったと思います。

  個人的には、このケンタッキーでの活動は第2回が必要と感じています。次回にはぜひ、晴眼者を交えたチームでもかまわないので、現地のチームを作ってもらい、技術指導や交流試合を行うようにもっていかないと、今回の活動だけでは交流に終わってしまうと思います。本当にパラリンピックを目指すのであれば、第2回のケンタッキー派遣を、他の地域への派遣と共に考えていかなければならないと思います。

  今回の交流団は、ふれ愛ぴっくの皆さんや関係者の協力がなければ実現しなかったことでしょう。つまり、グランドソフトを支える人が増えることでそれまでできなかったことが可能になると思うのです。私たちは一人でも多くグランドソフトボールを愛する人を、仲間を増やしていくことが何よりも大切だと思います。今後ともがんばっていきましょう。

 最後に全日本グランドソフトボール連盟の役員の皆さん、選手の皆さん、お世話いただいた近畿日本ツーリストの皆さん、ケンタッキーの方々、すべての関係者に感謝。


「行ってほんま良かったわ〜っ♪」
兵庫県 森田吉彦
  今回の海外交流は、思っていた以上に得たモノが大きかったです! 一選手として、他のチームの方とこんなにも話す機会はあまり無く、グラソフのプレイについて、いろんなことを勉強させてもらいました。そして、プレイだけじゃなくグラソフ全体の知識も増えて、自分のチームにもいい刺激を与えられると思います。

  アメリカに着いてからずっと「すげ〜っ」とか「ほーっ」とかの連続でした!日本とは何もかも違う文化の驚き、トップレベルの全盲選手のプレイや投球に驚き、現地の方々の温かさに感動したりで……。

  そして、何時かこのグラソフが世界中の人にやってもらえるスポーツに、なってほしいなって思ったし、可能な限り次回も参加したいなぁと思いました。

   「行ってほんま良かったわ〜っ♪」


ありがとうございました。
全日本グランドソフトボール連盟
会長 大橋 博
  この海外交流団派遣の実現に当たって、ご支援いただいた社会福祉法人日本盲人会連合 国際委員の指田忠司氏、事業全般にわたり多大なるご尽力ご協力を賜りましたふれ愛ぴっく大阪クラブの皆さん。そして過分なる協賛金をいただいた方々はじめ多くの方々に感謝申し上げます。
大橋会長 始球式のボールにサイン♪
 また、この派遣の先方の窓口となっていただいた、アメリカアスリート協議会元会長ミラー氏・ケンタッキー州盲人協議会会長アダム夫婦・ケンタッキー州立盲学校慈善団体常務取締役アランおよびエイプリー氏お礼を申し上げます。

  そして、アメリカ ルイビル市にお住まいのプレスリーのりこさん・桑原経子さん・竹内文江さん等多くの日本人の方々のご協力に感謝します。


ルイビル市


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