平成21年度 全日本グランドソフトボール連盟
総会(代表者会)議事録

開催日 平成22年1月31日(日)9時から13時まで
場所 名古屋市南生涯学習センター 視聴覚室
参加チーム 宮城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、長野県、石川県
静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、大阪市、岡山県、広島市
山口県、福岡県、熊本県



議事
1.平成21年度事業報告並びに決算について
事業については、予定どおり行う事が出来た旨、報告がありました。
決算については、連盟決算、全日本選手権決算、審判部決算が報告されました。

2.平成22年度事業計画並びに予算について
別紙の事業計画の報告がありました。

3.海外派遣について
韓国については、新型インフルエンザの影響で進展しませんでした。
台湾については、4月25日にビークボールの全国大会が台湾で開催されるため大会参加者にグラドソフトボールを体験してもらうために役員を派遣することになりました。

4.障害者スポーツ大会について
(1) トキめき新潟大会について
この大会は、開催県以外の連盟公認審判員13名を派遣することができ公認審判員にとって歴史的な大会となりました。
しかし参加した審判員がモラルに欠ける行動があり、今後、参加する審判員は、自覚をもっていただきたいとの報告がありました。
また、アイシェードについては、後記します。
(2) ゆめ半島千葉大会についても昨年と同様、障害者スポーツ大会における連盟の立場を明確にするため、日本障害者スポーツ協会・実施都道府県の実行委員会に連盟の活動を紹介することを合意しました。
(3) 地区予選会の日程確認と連盟役員の派遣先を決定しました。

5.全日本選手権大会について
第10回全日本グランドソフトボール選手権大会について準備が遅れ、記念式典が開催できなかった事に対して会長よりお詫びがありました。

第11回全日本グランドソフトボール選手権大会の概要
平成22年9月18日(土)・19日(日)・20(祝)
場所:愛知県一宮市
主催:全日本グランドソフトボール連盟
参加期限日:7月15日
参加チーム数:12チームとする
北海道ブロック、東北ブロック、関東ブロック、北信越ブロック、東海ブロック
近畿ブロック、四国ブロック、中国ブロック、九州ブロック、前年度優勝(徳島県)
障害者スポーツ大会開催県(千葉県)、開催地区(愛知県)
参加チームは、ブロック内の成績優秀なチームとする
各ブロックの参加チーム決定は、各ブロックの選考方法により決定する。
単独チームの参加を原則とする
単独チームの参加が困難な場合は、ブロック内の選手に限り補強を認める。
北信越ブロックと東海ブロック、中国ブロックと四国ブロックに限っては、相互に補強を認める。
これらの条件を要綱等に記載することで合意し、詳細については、実行委員会で検討する事とした。


選手権大会のスタンスについて
 当初の開催は行政機関に囚われず自分達が独自の大会を開催し日本一のチームを決めたいというスタンスで開催したが、回を重ねる毎に開催時期、開催場所によりいろいろと変化してきた。
 また競技人口の減少、選手の高齢化等により当初のスタンスを維持できない現状となってきている。しかし、この大会を無理にでも開催することは、グランドソフトボールの継続という意味では大きな価値がある。この点を会員の皆様には、ご理解いただきたい。そして、積極的に参加と協力をしていただきたいと大橋会長より説明がありました。

6.ルール改正について
(1) 平成23年4月より新ルールを実施する。
(2) ルール検討委員は、北海道・東北ブロック、関東ブロック、北信越ブロック、東海ブロック、近畿ブロック、四国ブロック、中国ブロック、九州ブロックから8名と盲体連から2名、連盟から副会長(ルール検討委員)と審判部長の12名で構成する。
(3) ルール検討委員は、6月30日までに各ブロックの検討事項を取りまとめ、連盟事務局に提出する。
(4) ホームページのルール専用掲示板に、全国からの意見や要望を投稿してもらう。
この掲示板に投稿され内容は、次回のルール改正に伴い設置されるルール検討委員会に参考意見としてとりあげる。
質問事項の回答や解説を行う掲示板でない事を確認した。
(5) 改正ルールを周知徹底させるため、ルール検討委員とブロック委員は、ブロック毎のルール研修会を開催する。

7.その他
(1) トキめき新潟大会で使用したアイシェードについて
 従来のアイシェードを制作していた企業が21年4月に倒産となり、連盟としましては新たな制作企業を探しておりました。その過程の中でいろいろな形状のアイシェードを用具開発の観点から検討して参りました。また使用にあたり、清潔感、公平性を考慮して参りました。
 今回、全国障害者スポーツ大会で使用したアイシェードは、8月の新潟県で開催されましたルール確認会におきまして連盟から提案され、参加チームに了解の上、新潟県障害者スポーツ大会実行委員会の承認の上、使用に至りました。その時、提案があった部分の改良をして岩手県で開催された全国盲学校野球大会と練習で使用テストの上、全国障害者スポーツ大会で使用したものとなりました。
 個人的人権の侵害を目的としたものではなく、かねてから複数チームや複数のブロックから改良要望をいただいておりましたので、このような形となりました。今回のアイシェードを使用したことにより全盲プレーヤーの能力の素晴らしさを証明できたものと思っております。
 今後の使用につきましてはトキめき新潟大会に出場したチームより意見をとりまとめ、千葉県の実行委員会へ提出する予定であります。
 なお、決して特定のチームを標的にしたものではなく、誤解をいだくような言動がありました事につきましては、ご迷惑をおかけいたしました。との説明がありました。
(2) 人事処遇について
 トキめき新潟大会代表者会議の席上において、不適切な発言のあった競技部長に対しましては、12月に開催されましたブロック委員会におきまして、連盟規約第13条2項に基づき解任いたしました。
(3) ルール確認会について
 ルール確認会は、全国障害者スポーツ大会期間中に開催されます代表者会議をスムーズに進行するために設けられた会議です。
 この会議には、全国障害者スポーツ大会に出場するチームは、必ず出席していただきたい。欠席の場合は、委任状を提出してもらう事にしました。
(4) 全国障害者スポーツ大会の出場辞退要請への対応について
 出場の決定した行政機関は、経費負担の増大から連続出場チームや常連チームに対して出場辞退を要請する等の動きになってきています。連盟としましては、地区予選開催要項に「優勝チームが出場する」と改正しました。
 また出場チームの派遣行政機関に対して、派遣養成依頼書を提出し、ご理解をいただけるよう対応する事としました。
(5) 総会議事録を作成して、ホームページへの掲載と広報誌に掲載することで合意しました。
(6) ホームページへの投稿に対する回答については、たとえ個人の意見であったとしても「連盟全体の意見」として誤解される可能性があるため、連盟役員としての回答は行わない事としました。
ただし意見を聞く立場にある役員は、定期的に閲覧することで合意しました。
(7) 連盟に対する意見や要望は、各地区のブロック委員へ提出し、ブロック委員は検討の上、ブロック委員会へ提案する事を合意しました。


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