2006年 各ブロック予選会


東海・北信越代表決定戦(2006.6.18 石川県金沢市)
中・四国代表決定戦(2006.6.11 徳島市)
関東地区予選会(2006.6.10〜11 東京都)
北海道・東北地区予選会(2006.6.10〜11 宮城県仙台市)
北信越地区予選会(2006.6.10〜11 新潟市)
東海地区予選会(2006.6.03〜04 岐阜市)
近畿地区予選会(206.5.27〜28 兵庫県淡路市)
九州地区予選会(2006.5.13〜14 沖縄県)
中国地区予選会(2006.5.13〜14 山口県下関市)
四国地区予選会(2006.5.13〜14 徳島市)


愛知県、石川を破り全国大会へ!!
東海・北信越代表決定戦

第6回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技東海・北信越地区代表決定戦が、平成18年6月18日金沢市立小立野小学校グランドにおいて石川県視覚障害者協会の主催で開催され、愛知県が10対0で石川県を破り全国大会の出場権を獲得しました。
 北信越大会から代表決定戦の準備期間が一週間と短期間であったにもかかわらず大会準備にご尽力いただきました石川県視覚障害者協会の皆様、そして審判員をはじめ大会関係者の皆様本当にご苦労さまでした。
 全国大会出場権を獲得した選手の皆さん、大会を開催できるという事は、関係者の努力があってであり、もう一度、感謝の気持ちを持ち、この努力に恥じない全力プレーを全国大会で見せてください。

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愛知県 10
石川県



徳島県長打で中・四国大会を制す!!
中国・四国代表決定戦

 徳島県は2回元木の2点本塁打で先制、3回に逆転されるが4回前川の同点本塁打、5回には栗尾の再逆転二塁打、6回には清水の三塁打を永濱が犠打で還して駄目押しの後出塁した前川が、元木の内野ゴロの間に好走塁で一挙生還しさらに追加点を挙げ、くいさがる広島市の反撃を栗尾と永濱の再三にわたる攻守と藤本投手の力投で押し切った。

 広島市も2回に先制されたが3回にすぐさま反撃し星賀の安打活かし和井・玉田の二塁打で一度は逆転したがその後の好機を徳島県の好守備に阻まれ得点できず、小松投手を盛り立てる事ができなかった。

 2回の裏、徳島県4番・前川の二塁打、続く元木の本塁打で2点先制、3回の裏、一死から広島市九番・和井が出塁、続く全盲徳山の打球は犠打野選となり1・2塁。二番・前田の二塁打で1点を返し、3番・清田の二塁打で2点を取り逆転。

 しかし4回の裏、前川の本塁打で同点。5回の裏、七番・山田の右安打を足がかりに勝ち越し。その後、地力に勝る徳島県が得点を重ね、また今年も国体の切符を手にした。両投手の無四球により、引き締まったテンポのいい試合だった。
                                 (広島市 林 里絵さん)

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広島市
徳島県



群馬・山梨県抽選で全国大会へ!!
関東地区予選会

 平成18年6月10日(土)〜11日(日)、東京都において、埼玉県・栃木県・群馬県・山梨県・東京都の5チームが参加して「第6回全国障害者スポーツ大会関東地区予選会」が開催された。
 大会当日、梅雨の影響を受け朝から雨となり大会は中止、全国大会出場権を賭けて抽選会が行われ、群馬県・山梨県が全国大会に出場することとなった。
 山梨県は、昨年岡山県で開催された「第5回全国障害者スポーツ大会」優勝チームであり、二年連続優勝に向けてスタートを切った。

決勝戦     山梨県 × 対 ○ 群馬県
第3位決定戦 東京都 ○ 対 × 埼玉県
準決勝     埼玉県 × 対 ○ 群馬県   山梨県 ○ 対 × 東京都
1回戦     埼玉県 ○ 対 × 栃木県



青森県、仙台市を破り全国大会へ!!
北海道・東北地区予選会

 平成18年6月10日(土)〜11日(日)、宮城県仙台市において、札幌市・青森県・秋田県・岩手県・福島県・宮城県・仙台市の7チームが参加して、「第6回全国障害者スポーツ大会北海道・東北地区予選会」が開催されました。

試合結果
 1回戦 福島県 7 対 0 宮城県
      秋田県 0 対 4 青森県
      札幌市 2 対 2 岩手県(パーセンティジ方式で勝)
 準決勝 仙台市 6 対 0 福島県
      青森県 10 対 0 岩手県
 決勝  青森県 6 対 2 仙台市



石川県、富山を破り東海・北信越代表決定戦へ!!
北信越地区予選会

 平成18年6月10日(土)〜11日(日)、新潟県新潟市「南浜運動公園」において、長野県・石川県・富山県・新潟県の4チームが参加して、「第6回全国障害者スポーツ大会北信越地区予選会」が開催された。
 10日17時から「ホテル東急イン」で代表者会議を開催、11日、8時30分から多くの来賓を迎えての開会式、9時10分から2面4試合の熱戦が展開され、石川県が昨年に引き続き優勝、第6回全国障害者スポーツ大会東海・北信越地区代表(18日 石川県)を賭けて愛知県と争うことになった。石川県チーム
 石川県は、チームが諸般の事情により解散、若手を中心に新たに結成されたチームで、大会参加が危ぶまれたが、互いに大きな声を出し、チームワークも素晴らしいチームで、この優勝を機に新進グランドソフトボールチームとして、他のチームの模範として活躍することを期待する。
 このチームに、昨年滋賀県で開催された「全国盲学校野球(グランドソフトボール)大会」において、大阪府立盲学校の選手として優勝経験のある、大内ミチゲイ選手(女子 全盲)がレフトで大活躍、また打撃では粘り強いバッティングを発揮、相手投手を苦しめた。

  試合結果
   決勝戦     石川県 3 対 1 富山県
   第3位決定戦 長野県 0 対 4 新潟県
   準決勝     長野県 2 対 7 石川県
             富山県 4 対 2 新潟県

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富山県 - -
石川県 - -



愛知県三重を破り代表決定戦へ!!
東海地区予選会

 平成18年6月3日(土)〜4日(日)、岐阜県岐阜市「フィールドかけぼら」において、愛知県・静岡県・三重県・岐阜県の4チームが参加して、「第6回全国障害者スポーツ大会東海地区予選会」が盛大に開催された。3日、17時から代表者会議・組み合わせ抽選会を行うとともに、懇親会が「長良川会館」において行われ、関係者相互の親睦を図った。
 4日、会場を「フィールドかけぼら」に移し10時30分から開会式、11時から熱戦の火蓋が切られ、2面4試合が行われた。準決勝戦は大方の予想通り三重県が静岡県を愛知県が岐阜県を破り、決勝戦は三重県対愛知県の戦いとなった。

 1回表、愛知県は原が先頭打者ホームランを放ち、一死一・二塁で5番溝上が3ランホームランを打ち、4点を先取好スタートを切った。1回裏、三重県は全国大会常連の実力を発揮、2点を返し追撃体制を整えた。2回表、愛知県は1番原の連続ホームラン等で2点を追加、試合を有利に進めた。
 その後、両チームランナーを出すも決定打が出ず回は進み、5回裏、三重県は長打で2点を返し2点差、二・三塁の好機に全盲打者松崎の2塁打で同点とし試合を振り出しに戻した。
 6回表、愛知県は先頭打者溝上が敬遠気味の四球で出塁、好機を迎え何とか1点をもぎ取った。しかし、6回裏、三重県は先頭打者大掘が全国大会連続出場の経験を生かし、ソロホームランを放ち再び7対7の同点となった。
 7回表、愛知県は先頭打者原が安打で出塁したところでタイムアウト、2時間にわたる熱戦に幕を閉じた。この大会では、決勝戦120分ゲーム、パーセンテイジ方式を採用しており、三重県が7回表に一死でも取っておれば三重県が勝利する状況であり、愛知県は薄氷を踏むゲーム展開であった。両チーム同点により、ジャンケンで東海地区優勝を争い愛知県が勝利した。
愛知県チーム
 優勝した愛知県は、6月18日に開催される北信越・東海地区代表戦に勝利すると平成12年富山県で開催された第36回全国身体障害者スポーツ大会(優勝愛知県)以来久方の全国大会出場となり、この大会でジャンケンにより敗退した全国大会常連三重県の分まで、頑張り全国大会制覇を期待する。
 一方、優勝を逃した三重県チームは、残念ながら6年連続全国大会出場は途絶えたが、愛知県との決勝戦は、4点差を同点にする長打力は流石であり、勝利の女神の悪戯らで愛知県に敗退したが、徳島県と同等の実力を有し全国グラソフチームの模範として活躍されてきた実績を汚すものではなく、この敗退を大きな糧として勢力監督・加藤主将を中心により一層の頑張りを期待する。

  準決勝戦   三重県 2 対 1 静岡県  岐阜県 0 対 8 愛知県
  第3位決定戦 岐阜県 3 対 6 静岡県
  決勝戦

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愛知県 -
三重県 -



京都府、大阪府を撃破し全国大会へ!!
近畿地区予選会
 平成18年5月28日、兵庫県淡路市「淡路佐野運動公園」において、「第6回全国障害者スポーツ大会リハーサル大会兼第6回全国障害者スポーツ大会リハーサル大会近畿地区予選会」を開催、近畿各地から8チーム(滋賀県・京都府・奈良県・和歌山県・大阪府・大阪市・兵庫県・神戸市)が参加して盛大に開催された。
 前日の監督主将会議、28日9時から他の競技との合同開始式、10時から第1回戦(2面)4試合が行われ熱戦を展開、大方の予想通り準決勝戦は、京都府対和歌山県、滋賀県対大阪府となり、地力に勝る京都府・大阪府が勝利し、全国大会出場権をかけて決勝戦を戦った。

 決勝戦は、準決勝戦の勢いをそのまま、京都府の打線が爆発、1回表一死満塁、5番保坂選手が満塁ホームランを放ち、大阪府の出鼻を挫いた。大阪府は、2回裏、左選手のソロホームランでこれからと頑張りを見せたが、3回表保坂選手の二打席連続ツーランホームランで大阪府の全国大会出場の野望を断った。その後、京都府は気を抜かず、打線の活躍と、西岡投手の好投で、大阪府を2点に抑え、全国大会出場権を獲得した。
 京都府は、昨年大方の予想を裏切り、奈良県に決勝戦で敗れた悔しさを糧に、若手への切り替え、全盲選手の攻守にわたる頑張りと、打撃力の強化が身を結び、田中監督の采配もたけ、静岡大会(平成15年 第3回大会)以来の全国大会出場の夢を実現した。京都府チーム
 京都府は、激戦区近畿地区代表として、打倒「徳島県」を目指して頑張ってほしいものである。今の打線と西岡・野村投手の頑張りがあれば昭和63年以来の全国大会制覇も夢ではないのでは- -。頑張れ京都府!!

 大阪府は、浜川投手が準決勝戦で打球を右手に当て負傷する中で、二年ぶり全国大会出場を目指し好投したが、京都府西岡投手の好投の前に、打線の援護が無く準優勝に甘んじた。
 この大会に臨むリハーサルとして行われた「第24回中日本グランドソフトボール愛知大会」に選手が集まらず、常連の大阪府が欠場し、練習試合不足が生じたのが結果的にはこの敗退に結びついたのでは無いだろうか。山根監督・岡本主将を中心に大阪で開催する「第25回中日本グランドソフトボール大阪大会」優勝を目指し、今一層の頑張りを期待する。

第1回戦    神戸市  1 対  2 滋賀県
         和歌山県 6 対  2 大阪市
         兵庫県  3 対  6 大阪府
         奈良県  2 対  5 京都府
準決勝戦   京都府 13 対  1 和歌山県
         滋賀県  0 対  3 大阪府
第3位決定戦 和歌山県 1 対  2 滋賀県
決勝戦     京都府  8 対  2 大阪府

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京都府 - -
大阪府 - -



沖縄県全国大会へ一番乗り!!
九州地区予選会
 平成18年5月13日(土)・14日(日)、第6回全国障害者スポーツ大会九州地区予選会が沖縄県那覇市において開催された。当初の参加チームは、8チームであったが長崎県が怪我人続出で棄権となり、7チームで二日間に渡り、九州地区代表の座を掛けて熱い戦いが行われた。

 当初の予想は、優勝経験豊富な鹿児島県が有利と思われたが、戦力補強がうまくいったこと、また、地元開催という緊張感の中で堅実なプレーをした沖縄県が見事、福岡市を9対1で圧勝し見事優勝した。

 優勝戦は、福岡のピッチャーのコントロールの乱れに漬け込み沖縄二回に四点最後までコントロールが戻らず9対1で沖縄が圧勝した。
沖縄県は、2000年に開催された最後の全国身体障害者スポーツ大会(きらりんぴっく富山)以来6年ぶりの優勝となった。
 おめでとう、沖縄県。全国大会でもそのさわやかなプレーを見せてほしいものである。

  試合結果
1回戦   熊本県  4 対 4 福岡県(抽選で熊本の勝ち)
       鹿児島県 3 対 12 福岡市
       沖縄県  15 対 2 宮崎県
準決勝戦 福岡市  10 対 3 熊本県
       沖縄県  9 対 4 大分県
決勝戦   沖縄県  9 対 1 福岡市



広島市、熱戦を制し中・四国大会へ!!
中国地区予選会
 平成18年5月13日(土)〜14日(日)の二日間、第6回全国障害者スポーツ大会中国地区予選会が山口県下関市「下関北運動公園多目的広場」ほかで開催された。
 この大会には、岡山県・鳥取県・広島市・広島県・山口県の5チームが参加、大方の予想のとおり決勝戦は、広島市 対岡山県の対戦となり、双方ランナーを出すも、ピッチャー・守備陣が活躍無得点で試合が進み、多くの観客を沸かせた。

 最終回表、岡山県はワンアウト一・二塁のピンチに、弱視を敬遠満塁とし、全盲打者と勝負をかけたが、ストレートの四球となりたなぼたで1点を与え、その後3塁打等で勝負を決める5点を広島に与えた。その裏、広島市は岡山県の猛反撃を2点に抑え、2年連続優勝し、中・四国代表決定戦の切符を手にした。

 岡山県は、ノーアウト三塁の好機を後続打者の打撃が振るはず、無得点に終わったことが大変悔やまれる。しかし、岡山県チームは、昨年岡山で開催された第5回全国障害者スポーツ大会のチームから若返り、新たなチームとしてスタート今後の活躍が多いに期待される。
広島市チーム
 広島市は、6月11日(日)に開催される「第6回全国障害者スポーツ大会中・四国代表決定戦」(徳島県徳島市)に駒を進め、徳島県(四国地区優勝)と対戦することになるが、常勝徳島県の壁は厚く「打倒徳島」を目指し今一層の頑張りを期待する。頑張れ広島市、中・四国代表になれ!!

  試合結果
1回戦   岡山県 5 対 2 広島県
準決勝戦 山口県 0 対 11 広島市
       鳥取県 0 対 3 岡山県
決勝戦

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広島市 - -
岡山県 - -

 両投手の好投で非常に引き締まった試合。終盤4回の裏、無死から岡山県二番・松浦の三塁打でチャンスをつくるも、投手・小松、三塁手・小河の両全盲により得点を阻まれる。スコアレスで迎えた最終回、広島市は一死満塁から六番・小河の押し出し四球で待望の先制。続く佐々木の三塁打、清水の内野ゴロで一挙5点をあげて試合を決めたかに思われたが、その裏、岡山県も、二死から粘りをみせ2点をとり、一打同点のチャンス、しかし、小松の投じた74球目はアウトコースへのスライダー・・・、打者のスイングをよび球は捕手・和井の元へ。愛をおしむようにその球を抱きしめ時、熱戦の幕は降り広島市が国体の王者・徳島県への挑戦権を得た。
                    (戦評 広島市 和井毅英)



徳島県、貫禄の優勝、中・四国代表決定戦へ!
四国地区予選会
 平成18年5月13日(土)〜14日(日)の二日間、第6回全国障害者スポーツ大会四国地区予選会が徳島県徳島市「徳島県立盲学校」ほかで愛媛県・高知県・徳島県の3チームが参加して開催された。大会は、3チームのリーグ戦で、徳島県は、愛媛県・高知県の四国優勝の野望を蹴散らし、日本一の実力を遺憾なく発揮見事優勝した。徳島市チーム
 徳島県は、6月11日(日)に開催される「第6回全国障害者スポーツ大会中・四国代表決定戦」(徳島県徳島市)で、広島市と対戦することになった。また、この大会の勝利により、5回目の全国大会制覇に向けてスタートを切った。
 頑張れ徳島県!! 全国グラソフチームの「打倒徳島」目標として、更なる飛躍を期待する。

第1試合 愛媛県 2 対 6 徳島県
 愛媛県は一回表、明比の2点本塁打で先制するが、徳島県もその裏、満塁で元木の内野ゴロで1点を還す。愛媛県は二回以降も、得点機を作るも藤本投手の好投で得点を挙げられなかった。
 徳島県は三回裏、初回愛媛県の攻撃の際、足首を傷めた林の代役宮田の3塁打と清水の3塁線ゴロを全盲3塁手が外野地域でレフトショートの指示反則で同点とし、その後前川が右中間2点本塁打を放ち優位に試合を進め、四回裏には、永濱の3塁打で加点し、試合を決めた。愛媛県は阿部投手力投するも打線の援護なく、徳島打線の前に敗れた。

第2試合 愛媛県 2 対 2 高知県
 高知県は一回裏、満塁に押し出しで先取点を挙げ優位に試合を進める。愛媛県は三回表、満塁の好機に2塁打で逆転するも、その裏、梶原の本塁打で高知も同点とした。その後両県共四回、五回と得点を挙げられず引き分けた。

第3試合 高知県 1 対 3 徳島県
 徳島県は一回裏、高知山田投手の制球乱れで満塁押し出しと2塁打で3点先取した。高知県は二回表、プレーイングマネージャー仲村が出塁後、次打者の打球に徳島全盲三塁手のタッチで、一塁からの長躯好走塁で反撃。四回表には、仲村を一塁において打者梶原の打った左中間のホームラン性の当たりを徳島山田に好捕され同点ならず敗れた。

最優秀選手  徳島県 : 宮田幸治
優秀選手    高知県 : 梶原勝彦
優秀選手   愛媛県 : 阿部 睦

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