2006年
第6回全国障害者スポーツ大会

平成18年10月14日・15日・16日に第6回全国障害者スポーツ大会 のじぎく兵庫大会 グランドソフトボール競技が淡路市の県立淡路佐野運動公園で開催された。この大会は、三日間とも天候に恵まれ予定どおり進行し、逆転試合も多く、熱戦がくり広げられた。中でも昨年の岡山大会で両方チーム優勝となった徳島県と山梨県の決勝戦は、グランドソフトボールの面白さを観客・関係者に再度感じさせてくれた。
決勝戦 観戦記】【決勝戦 録画中継】【山梨県監督インタビュー

優勝 山梨県
準優勝 徳島県
3位 愛知県

10月14日(A―1)

1回戦 徳島県 5対4 兵庫県

チーム名
兵庫県 - -
徳島県 - -

徳島県全員攻撃で見事な逆転勝ち
  徳島県は3点を先制された1回裏3本の安打で1点を返し、2回にも二死二、三塁から林の内野安打で1点を加点。3回には前川、元木に長打が飛び出し1点、4回には4本の安打を集中させ2点をあげ、1回戦を突破した。
  兵庫県は初回に3本の長短打で3点を先制し、2回にも神吉の大会1号本塁打でリードを広げたが、追加点を挙げることができず徳島県の連打の前に惜敗した。



10月15日(A―2)

2回戦 群馬県 9対10 愛知県

チーム名
群馬県 - -
愛知県 5X - - 10

愛知県全盲打者の活躍でシーソーゲームを制す
  愛知県は4点をリードされた4回裏1点を返し、なお1死満塁から溝上の走者一掃の三塁打が飛び出し同点としたあと、榊原の内野安打でサヨナラ勝ち。
  群馬県は2回に逆転に成功し、その後も追加点を挙げ4点差をつけて試合を決めたかに見えたが、愛知県の粘りの前に屈した。狩野は2本のフェンス越えを放ち5打点を挙げたが、勝利につなげることができなかった。



10月15日(B―1)

2回戦 神戸市 1対16 沖縄県

チーム名
沖縄県 - - 16
神戸市 - -

沖縄県、好機を確実に生かして準決勝へ
  沖縄は2回、宮城康雄の中前打で1点、二死後、池原の満塁本塁打で4点を挙げた。3回に4点、4回7点と打者一巡の猛攻で追加し、試合を決定づけた。
  一方、神戸は1回裏先頭打者長倉が出塁し、木村の中前打で先取点を入れるも、2回3回先頭打者の出塁を生かすことなく無念に終わってしまった。



10月15日(A―3)

2回戦 青森県 3対15 徳島県

チーム名
青森県 - - -
徳島県 12 - - - 15

徳島県、猛打爆発 快勝!
  徳島県は1回林の右越三塁打で無死三塁の好機に清水の内野安打で1点先制し、続く永濱・前川・元木と連続安打で3点を加点。この回、2巡目前川の中越3点本塁打で加点し、一挙12点を挙げ試合を優位に進めた。
  一方、青森県は2回川浪の右中間三塁打で好機を作り、続く小笠原の内野ゴロの間に1点返し、3回にも大沢の右中間本塁打、馬渡の右越三塁打で2点返すも、反撃が及ばなかった。



10月15日(B―3)

2回戦 京都府 6対9 山梨県

チーム名
京都府 - -
山梨県 5X - -

山梨県、逆転で連覇に向けて好発進!
  山梨県は4回、高橋洋の2打席連続となる満塁本塁打で逆転勝ちした。山梨県はこの回長短打と連続四球で得た満塁の好機に高橋の本塁打等で5点を挙げ勝利した。
  一方、京都府は初回先頭打者本塁打で先制、2回にも長短打をからめ4点を奪取し有利に試合を進めたが、山梨県の猛攻の前に屈した。



10月15日(A―4)

交流戦 兵庫県 3対2 群馬県

チーム名
群馬県 - - - -
兵庫県 2X - - - -

兵庫県打線がつながりサヨナラ勝ち!
  兵庫県は1点を先制された1回裏3安打で1点、2回裏三塁打で出塁した林田を碓氷の中前安打で同点。さらに二死から神吉の三塁打が飛び出し、碓氷が生還しサヨナラ勝ち。
  群馬県は初回狩野が本大会3本目の本塁打を放ち先制。2回裏には岡田の好走塁で勝ち越したものの、兵庫県の長打攻勢の前に敗れた。



10月15日(B―4)

交流戦 神戸市 7対2 京都府

チーム名
神戸市 - - - -
京都府 - - - -

神戸市、交流戦を圧勝!
  神戸市は大迫が出塁すると、浅川の安打で1点先取、更に西井の二塁打で2点を追加した。2回にも4本の長・短打で4点を挙げ勝利した。
  一方、京都府は羽原が1回先頭打者本塁打で1点、保坂の安打で追加点を入れて追い上げるも、もう一歩及ばなかった。



10月15日(A―5)

準決勝 徳島県 1対0 愛知県

チーム名
愛知県 -
徳島県 0X -

徳島県1点を守りきり決勝戦へ進出!
  徳島県は1回林・清水の中前安打と四球で、二死満塁のチャンスに藤本が四球を選び1点を先制。投手、藤本も好投し1点を守りきり勝利した。
  一方、愛知県は2回二死一・二塁、4回一死二塁のチャンスに得点できず惜敗する。寺西、久保田、小林の好守備もあり、見ごたえのある好試合であった。



10月15日(B―5)

準決勝 山梨県 4対2 沖縄県

チーム名
山梨県 - -
沖縄県 - -

山梨県、速攻鮮やか4点を守り決勝へ!!
  山梨県は初回先頭打者、高橋の二塁打・小沢・前嶋の連打で得た好機に宮下聡の三塁打で4点を先取し、守りきった。
  一方、沖縄県は二回中本の安打と連続四球で得た好機に仲座の単打等で2点を返したが、3回以降相手投手白倉の術中に牛耳られた。



10月16日(A―6)

決勝 徳島県 4対5 山梨県

チーム名
山梨県 -
徳島県 -

山梨県宮下聡の2点本塁打で連続優勝!
  山梨県は初回1点を先取、宮下聡が2点本塁打を放ち3点を挙げた。3回にも宮下聡の2本目の2点本塁打が飛び出し5点を先行した。好投していた大野投手は徳島県の猛追を受けたが反撃を4点に抑え逃げ切った。
 徳島県は後半山田信夫の3点本塁打ですばらしい追い上げを見せたが1点及ばず、5回目の優勝はならなかった。決勝戦にふさわしい引き締まった好ゲームであった。



10月16日(A―6)

三位決定 沖縄県 1対6 愛知県

チーム名
沖縄県 -
愛知県 -

愛知県 初回6点を入れ、勝利する!
  愛知県は初回、原の右中三塁打を貝沼の内野安打で先制。榊原の右中間三塁打等の5安打で一挙6点を挙げる。投げては小室投手が8個の三振を奪う好投で勝利した。
 一方、沖縄県は、5回四球の走者を裏添の中前適時打で1点を返すも反撃及ばず敗退した。

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